佐久市 N様|2023.08.06
【マツダ CX-5 ドア等左側面の傷・凹み、自費で鈑金塗装修理】佐久市のお客様
佐久市より、マツダ CX-5のキズ・凹みの修理依頼をいただきました。
ガードレールとの接触でフロントバンパーからフェンダー、前後ドアに大きめなキズとヘコミを作ってしまったそうです。
今回は車両保険を使わずにすべて自費修理になります。
見積もりをしていく中で、費用と仕上がりのバランスを考え、本来交換対象のバンパー、フェンダー、ドアを何とか修理で対応することになりました。
樹脂のオーバーフェンダーは交換します。
フェンダーとドアは結構潰れています。
板金開始です。
鉄板の歪みの範囲が大きく広範囲な修理です。パネル同士の隙間やボディーデザイン(プレスライン)を再現していきます。
板金作業の次はパテによる下地作業。慎重に削りながら成型します。
目の細かいパテに切り替えてより滑らかに。
パテ研ぎを終えたらサフェーサーという中塗り塗装をして乾燥硬化させてさらに目の細かい番手で研磨します。
ここまでの工程で仕上がりの半分は結果が出ます。そして…
そう、実はこのマツダのソウルレッドというカラーは塗装がとてつもなく難しいカラーです。
マツダ41V、46Gなどマツダ車は最近とてもデザイン性が良く売れているので修理機会も増えています。
当社のベテラン塗装士も遠い目をしてしまいます。しかしお客様の為に持てる技術は惜しみなく発揮いたします。
キレイな深みのある赤いカラーは上の写真のメタリックベースに、カラークリヤーという色味のついたクリヤーを10層以上重ね塗りして下地を透けさせながら塗装するという超難易度の高い塗装が必要です。
時間も材料も技術も沢山使うこの塗装はなかなか毎日はできないと思います。
それでも何とか仕上げました。
塗装を乾燥硬化させてミガキ工程、組み付け工程を経ていよいよ完成です!!
自費修理の場合はできるだけ安くキレイに直したいというオーナー様のご希望に沿うよう努力しています。
キズやヘコミ、交通事故で愛車を傷めてしまったというオーナー様はお気軽にご相談くださいませ。
ご依頼ありがとうございました!!